ストーリーのSilent Listening Navigationと英検エッセイの音読、相関関係


「英語を読む」という言葉からは、一般的に音読を連想することが多いかもしれない。「読む」という作業は「黙読」と「音読」の二つの側面をもっているのだけれど、音読の方が他人からも観察されやすくて華やかさがあることに、それは起因しているのではないかな。


授業の中で行う"Reading Check" は、子供たちはみんな大好き。この心理がわからないまま、数十年が経ってしまった(?)。その日の出来具合でLevel AだのBだのと評価して星形スティッカーを貼ってゆく。声に出して読めるまでには長い時間、CDから流れてくる英語を「黙って文字を追う」作業がある。ただ毎日15分くらいだけれど1年間にすると相当な時間になる。外国に移住した子供たちが
現地語を話し出すまでに「黙ってあたりの様子を見て聴いている」期間がおよそ半年といわれている。「潜伏期間」だ。

この、英語を黙って聞きながら文字を指で追ってゆく作業はまさに incubation period(潜伏期間)を日本国内で実現することを目的としている。さて問題はそれを実践してどのくらいの成果が得られるのか、という点。
今日、驚いたのは小3男子のこと。 

英検4級のエッセイ4−C. 初めての挑戦で5問中3問正解。えっ、設問の意味がよくわかったな〜。4級テストの中では最も面白い箇所。


解説後、本人に音読させてどのくらい読めるかを調べたところ、ん? 君どうなってるの?と聞いたほど 一つ一つの単語が読めている。スピードはゆっくりだが 一つ一つ音声と文字の関係をつかみながら声にだしている。
ただ長文の文字追いリスニングを継続してきただけ。たしかにMr. Alainの授業ではフォニックスも教えているが体系的に隅々までというわけではない。 

不規則な読み方のaskedなどは苦戦しているが、これは当たり前。4分の一も不規則なんだから英語のほうがtrickyなんだ! 


あ〜、この子は保育園の年中の夏に入会してきた。あっという間に既に4年半が経過していた。でも昨年の12月頃とでは格段の変化だ。10歳が近づくとなるほど、アンダーソン博士の分析どおり子供たちも10歳を境に概念的習得力が著しく伸びてゆく。

これかぁ〜! 学者の価値を認めた瞬間!  
よしこれなら この子の4級挑戦も自然な流れ。

これだからこの仕事はやめられない!! 


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posted by キューティマム at 12:09 | 東京 ☁ | Comment(0) | 授業日記
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