英語歴1年半くらいの男子たち。う〜ん、どのストーリーからはじめるかな。
やっぱりMr. Wolf Showからでしょう。いまのところ「うそ放送」の手法がうけている。
This is PBS, Paideia Broadcasting Station in Monzen-nakacho bringing you the fake news. 本文とどこか違うかをあてさせて、そこが音読できればgold star が一個もらえるというしくみ。
家でCDを聴きながらの黙って文字追いをやってこないと絶対できないので これはいかに聴かせるか、いかに「黙って文字追い」を実践させるか、を考えた末に出てきたアイディア。うん十年使っている。
この習慣づけは教師と生徒の根くらべ。いろんなページの英文を即興で替えて文を作らなくちゃいけないので教師もたいへんだけど、テキメンに効く手法であることは事実。
だいたい狼が英語と日本語のバイリンガルということ自体、うそにきまってる。こどもはそんなめちゃくちゃな世界が大好き。
There are / no clouds / in the sky (ありま〜す/ ない雲が/ 空には)の変な日本語も瞬時に正しく理解できる年齢には、
この語順訳(Slash Reading)がうける。こどもは規則正しく品行方正なことよりも、少し脱線した世界の方が自然に理解できる頭を持っている!
そもそも日本人が英語が苦手になりやすいのは発音や文字の違いもあるけれど それよりも文章構造の違いが最大の障害になっているわけで、それを楽に乗り越えさせるための方法がストーリーメソッドなのだ。
単語から教えるのでなく、文から入る。それもパターン化された文でなくストーリーから入る方が、はるかに脳裏に刻まれやすいという事実。その後、文から単語への流れを実践する。
発音やイントネーションはNative English Speaker の音声をたくさん聞き込めば音痴でないかぎり誰でも習得できる。
将来どっとでてくる長文読解においてもリスニングの効用は大きい。読解のスピードが確実に上がるからだ。
英会話以前の学習がしっかりできなければ英会話どころの騒ぎではない。と生徒をおどかしてリスニングダイアリーを渡す。プレゼントだと言って。授業は生徒と教師のだましあい。これで育った生徒が今では2児の親になっている例はたくさんある。
Mr. AlainやMr.Samの授業ではストーリーに関連した動詞、形容詞のカードゲームを実践する。さらにその単語を使って応用編とも言うべき「文作り」ゲームを実践。
一般動詞はひとつのストーリーに50語から60語収録されているが、一般動詞の定着はそれらの名詞、形容詞、副詞、分詞など「派生語」の類推能力の養成につながる。いわゆる[勘」を育てるのに貢献する。
それでWILL英語館では「英語の勘を育てることが小学英語の究極の目的」と考えている。
さあ 火曜日が忙しくなってきた!
Typhoon, typhoon, go away,
Come again another day,
Mr.Sam wants to teach,
Typhoon, typhoon, go to Spain,
Never show your face again! 【替え歌です】
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posted by キューティマム at 02:00
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授業日記