「暑さ寒さも彼岸まで」日本の気候を端的に表したこの言葉。すでに古語になりつつあるみたい。
やっと彼岸過ぎになって「天高く馬肥ゆる秋」秋晴れを期待していたけれど、台風銀座となった今、交通機関が運行停止のため猛暑を思い出して整理してみた。忙中閑あり。
8月某日はロボットデイ。プログラミングを学習した。また別の日にはペットボトルロケットを教室で作成して木場公園で発射実験。

スタッフはMr. Sam(電子工学部卒)、Mr.Marlin(ロボット工学部卒)、Mr. Tomohiro(某国立大学、工学部卒)、Mr. Alain(大学は文系学部卒ながら理系にも通じている)の4名。
そのせいか昨年よりはかなり遠くまで良く飛んだロケットたち。子供たちは英文だけのワークシートもどうにか理解できた様子。ロケットは学校の夏休み自由課題に出すといっている生徒もいた。
さて、土曜プラネットAでは9月最終週からMr. AlainとMr.Samのサイエンス授業が始まった。小3、小4の生徒たち。
文系のコンテンツだけでは飽き足りないのが男子。そこでNative English Teacherの授業でサイエンスをとりあげ、日本人講師の授業でストーリーを扱うことにした。
随分前にこの方式で育った男子が、今は某国立大学工学部の3年生。もともと物理系の頭だったのでそうなったというだけの話だけれど、男子の「英語への興味を持続させる」使命があるので考えた結果だった。

昔から後を絶たない「算数・数学だけの人」と呼ばれる男子族にとっては英語なんてどうでもいいのだ。そこで計略をめぐらす。
「科学なんてどうでもいいけど英語に引きずり込む」手段として科学ものを利用する!
へん! きみたちだまされているんだぞ!
(科学教育が国家繁栄の要であることは重々承知しておりますので、ご容赦!)
前回の授業は水を使った実験。 floatとsinkという一対の反意語が登場した。 大いに楽しめたけれど、これを英語の成果につなげるためには後の授業で語彙、文などの定着を工夫する必要あり。
来週はどんな実験かな。た・の・し・み!