土曜年少ピーターパン走る



0歳児からの英語保育がさかんな昨今、4歳児なんて中堅クラスの位置づけかもしれないけれど、WILL英語館
では 最年少。 


まあ、小さいとはこんなに かわいらしいものなのか。神様は、よく作ったものだ。 親が育てずにはいられない風情をかもしている。 今の年長児も かつてはこうだったのかな。


というわけで、土曜年少ピーターパンがスタートしそうな雰囲気になってきた。


幼くても 彼らは自主独立の精神旺盛で、まず自分の身じまいは自分でする技能を ちゃんと身につけている。 これは今の幼稚園、保育園教育の中で しっかりと躾けられてきたのだろう。
感謝!


幼児期から外国語教育を行なう場合、母国語である国語教育をおろそかにしてはならない。 
なぜなら 将来、セミ・リンガルの状態になる危険性も大きいから。


日本語の絵本の読み聞かせは従来どおり行なって、その上に英語教育をのせてゆくのが安全。 いやはや 保護者の忙しさはどんどん増してゆく。


でも 一人っ子が多いので、ま、いいかな?
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教材教具の
リニューアル必至!  




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posted by キューティマム at 10:36 | 東京 ☀ | Comment(0) | 幼児英語

発音のこと・・だれでも良くなる


こどもの英語教育法のなかで 最も簡単に結果を実現できるのが「発音」であり、教える側にとっては 最も容易な分野だ。

日本人で日本語の発音がおかしい、という例はまれだけれど英語国で育った日本人の英語の発音は?

もちろんほぼパーフェクトにネィティヴ並。 つまり環境が英語なら英語、日本語なら日本語、の発音はきれいに育つ。

こどもの特技だから。

なので、特に幼児期にNative English Speakerの英語音にふれる時間数を多く取れば 確実に彼らのそれに近い能力がそだつ。
周知の事実。

CDストーリー教材を活用して聞く意味は 日常的に圧倒的に足りない
Listening Comprehensionの量を増やすことにあるが、
その「概念の運び屋」である音声が 同時に脳にinputされるので 結果として音声がNative English Speakerに近いものとして 口から出てくる仕組みだ。

多少の修正は必要だがフォニックス的なことは無理に行わない。


それにしても All English の英語教室から移動してきた子供たちの中に See you ! の発音が [シーユー]である場合が案外多い。


おそらく 日本の子供の発音をひとつひとつ注意しているとあれもこれもとなってしまって収拾が効かなくなり、こどもが発話を敬遠するようになるのを危惧して 教師も注意
しなかったのではないか。

seeの発音は至って簡単。 

ス と  をいっぺんに言ってごらん。 スイー じゃなくて
 [si:] 」 というと  あっという間に言える様になる。 

やはり こどもは 言語習得の天才だ!

          おそれいりました!


 



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posted by キューティマム at 14:33 | 東京 ☁ | Comment(0) | 幼児英語

言語材料の質と量・・・文科省にきく


現在の文科省検定教科書は、すべての語彙、文などを覚えさせる事を前提に作られている。 


そこで優しきひとびとは 生徒が覚えられるであろう分量を低く想定して、語彙の精選をどんどん行なったあげく かなり貧弱な内容の教科書作成してきた。 (一見、楽しそうでいいのだけれど・・・)


言語習得の過程とは真逆の構図。 言葉は大量にどんどんinput して行って、そのうち2か3くらいが定着してゆくというのが定説なのだが・・・。

また、その内容も生徒の精神年齢が求める知的興味領域とずれていることも多い。 個人差はあるものの。 


日本は近代化の波のなかで自ら身を削って革新に成功し、独立と引き換えに英語のfluency は獲得しえないで140年が経過した。同時に
独特の文化を それなりに維持できた。


今ではさまざまなツールが開発され、なんでもありの時代となった。そして
日本文化の長所を維持しながら 英語脳を更に鍛える必要性が眼前にある 新たな地平にきた。 



近代化に向けて獅子奮迅の働きをした先人を見習えば、かなりの革新ができるだろう。 先を明るく見て進むのが上策。

     みんなで がんばっていこう!  





 






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posted by キューティマム at 10:57 | 東京 ☁ | Comment(0) | 授業日記

地球人のマナー


ロシア民話から・・・広大な雪の平原の国ならではの動物たちと人間の幻想的な話。 善だの悪だの人間
が考えた枠組みを超えた なんとも自然なくつろぎ感。


mittenを見つけた動物たちが 礼儀正しくMay I come in?
と言って、中からの返事Yes, you may.  を聞いてから中に入るところなど おだやかな世界がひろがる。
 

昨今の日本たたきのどこかの国の礼儀とは対照的。 
政治決着のついている問題を蒸し返すなど常識の範囲を超えている。

さて、12月8日のクリスマス・スタディ・マラソンまでに大枠を仕上げて行きたいところ。 小2、小3の火曜プラネット みんな
well motivated & enthusiastic です。 


大きな毛布を床に敷いてmittenに見立てて 今日は劇ごっこをしてみようかな。 これが英語の授業か?というさわぎになるけれど本人たちの発話の自然性は 抜群によくなる事実があるからやめられない。
  

あとで ワークシートの意地悪問題で締めくくろう!
リスニングダイアリーも 待っている。 

 情操と学力の一致  に向かって Let's go !

 



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posted by キューティマム at 14:18 | 東京 ☔ | Comment(0) | 授業日記

メタンの発音(思い出)


さいきん よくきく用語に メタンハイドレート というのがある。皆様よくご承知の 石油に代わる次なるエネルギー源として期待が集まっている海底資源だが 化学音痴なのでおそるおそる書いている。
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世界情勢の中で翻弄される日本の現状をみていると、あーなんとかいい方向にもってゆけないものか、政治音痴でも小さい頭をひねることになる。


ソーダ、資源が日本国内のものであれば外国から高い燃料を買わなくてもすむ。
国と国に いさかいがおきるのは きまって資源の獲得争いが発端だ。


その昔、メタンガスを英語でなんていうのか英国人講師のMr.Bにきいてみた。
帰ってきた答えは「ミーセイン」。  ぎゃっ! といいそうなくらい頭が真っ白に
なった。 メタンがミーセイン。  だましてるのかな、といいたくなるほどの差。


ドイツ語だそうだけれどフランス語でもメタンだそうだ。 ん、たしかに、メートル
がミーター、ニトロゲンがナイトロジェン、ヒドロゲンがハイドロジェン、オクシゲン
がオクシジェン、ドイツ読みやフランス読みとの語感のあまりの差におどろく。


そのときから 化学元素記号のカードをつくってゲームとして遊びまくってきた。

methane hydrateさま どうか今の子供たちが大人になるころには あなたのちからで 彼らをお守りください。 と いのらずにはいられない。


O God, day is done now.   Let me rest.
Tomorrow let me do my best.   Amen.






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posted by キューティマム at 15:31 | 東京 ☀ | Comment(0) | 授業日記

「小5からの英語学習法」ベストプラン


幼児期に1,2年、何らかの形で英語をinput してきて、その後数年間の空白があって また英語を再開しようという
子供たちにとって、
 
あと1年半でやってくる中学英語とどう対峙してゆけばいいのか、ということが問題となっている様子。

中学英語の単純な「先取り学習」の無意味さは 過去の例が示している。 

小学生のときは 将来「英語のことばの網」をおおきく張れるよう「柔軟でおおきな英語脳」をそだてることがもっとも大切。

では、具体的にどうすればいいのか。 それは国語教育の手法とほぼ同じ。

多くの文を読み、あじわい、解釈し、その中の語彙や表現法を
身につけ、自分の考えを「文」としてあらわす。

このプロセスは 
英語日本語併記の音声教材なくしては成り立たない。

 What's everyone doing?    
  みんな なにしてるの。 

 why are you doing that?
  なんでそんなことしてるの。

 As you can see,
I'm digging a hole. 

    ごらんのとおり穴を掘ってるのさ。

文全体の中から what や why の概念を推測して部分(単語)を認識させてゆく、つまり教え込むのではなく こどもたちの推測能力に訴えかけてゆくことが肝要。 

これを実現させるためには さまざまな遊び的教具を考案し、

一見遊んでいるようだけれど 将来必要とされる「例文暗記」が楽に乗り越えられるよう工夫しなければならない。 

小5からの英語学習でもっとも重要なのは 中学から
はじまる英語学習との関連性において 整合性をいかに
確保するか、だと思う。 

小学英語から中学英語へのsoft landing.

   Now, let's get started !




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posted by キューティマム at 13:23 | 東京 ☁ | Comment(0) | 授業日記

こどもの器(うつわ)を大きく育てる法?


人間のうつわ・・・最近なんだか このことが頭から離れなくなった。

知識、技能、思考力、この3本の矢によって人生をつつがなくおくれるようサポートすることが教育の使命と思っていたけれど、

この総体に感情、感覚が加わって「人間のうつわ」になるのかな。


なんだか霧の中をさまよう気分だけれど・・・・


人間は感情の動物、それを制御できるすべを手に入れたらこわいものなし!
つまり 「器を大きくする」ってことかな。


あ〜   ますますわからなくなってきた。


知識を身につけさせることと 「器」を大きくそだてることとどっちが難しいか。  もちろん 後者ですね!

まずは教師の器を 大きくすべし! 
なんて声がどこからか聞こえてくるようだ。 ギョ!

        
それが問題だ〜!





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posted by キューティマム at 16:23 | 東京 ☁ | Comment(0) | 授業日記