土曜プラネットコースでの出来事-----
ペパミント・フェンスの中の"The Kangaroo"
It is a curious thing that you
Don't wish to be a kangaroo,
To hop, hop, hop, and never stop,
The whole day long, and the whole night, too.
この詩をどうやって子供たちの心に刻み込もうかと、思案しながら授業に入る。 もともと詩心など、あるべくもないこの身、まず
定番のSLN(だまって文字を追う作業)。CDにあわせて指でただテキストの文字をおってゆく。
たった4行の詩。カンガルーの挿絵がある。 curious やwish, whole などの意味を説明した後、kangaroo を、ほかのいろんな動物にかえたり、youのところを生徒名にかえたりして言葉遊びを楽しんでから、一人ひとり前に出てきて、他の子たちがみんなでこの詩を読んでいる間、カンガルーのまねをする、小学1,2年生のクラス。
これが想定外の面白さ。
小1の男子、母親がお迎えに来て、入り口のマットの上で、帰り支度をするあいだじゅうも、ずーっと、ぴょンぴょンとびはねながら
The whole day long, and the whole night, too.
と暗誦していた。
何分間も、よくとび続けられるものだと感心したのだったけれど、その子の記銘度の深さを 「観た」 ヒトコマでした。
先生方へ・・・・
子供たち全員が参加して、一つのテーマを味わう舞台装置を
仕掛ければ、なにもなくても意味深い授業になる、ひとつの例ですね。自画自賛。
やったー、ワークシート作りのヒントが浮かんだっ!